レンズデータについて
使い捨てコンタクトレンズを通販で購入するためには、レンズデータが必要となります。
レンズデータは、眼科医発行の処方箋(指示書)データに記入されております。また現在ご使用中のコンタクトのパッケージにも記載してあります。
使い捨てコンタクトレンズを購入するためには、レンズデータの個々の意味まで理解する必要はなく、データをそのまま通販サイトに入力すればよいのですが、ここでは簡単に、その内容を解説します。
基本となる3つのデータ
BC | ベースカーブ(Base Curve)といわれるもので、レンズのカーブ(曲面)の度合いを示す数値です。一般的に単位はmmで表されます。数値が小さいほど、カーブが強く、大きいものほどゆるくなります。眼のカーブに対してベースカーブが小さいと、眼にレンズが張り付くような締め付けを感じます。逆にベースカーブが大きいと、目を動かすたびにレンズがずれるような感覚があります。 |
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PWR(SPH) | コンタクトの度の強さを示す数値。一般的に単位はディオプターで表されます。-1.00 -3.00 -4.75などで表示されています。数値が大きくなるほど、度が強くなります。なお、「+」は遠視用のレンズを示します。 カラーレンズには度のないもの、「0.00」も用意されています。 |
DIA | レンズの大きさ(直径)を表す数値。一般的に単位はmmで表されます。この数値はレンズ毎に固定値になっている場合が殆どで、注文の際には、省略される場合がほとんどです。13.8,14.0,14.2,14.5 などで表示されています。 |
その他のデータ
CY/AX | 乱視用の数値。乱視レンズのオーダーにはPWR,BC,DIA以外にこの数値が必要です。CY(乱視度数:-0.75,-1.25,-1.75等)AX(乱視軸:10,20,70,110,160,180等)で表されます。 |
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